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door.SSとか絵とか日常とか。 大半は妄想。PAGE | 137 136 135 134 133 131 130 129 128 127 126 | ADMIN | WRITE 2009.03.10 Tue 22:08:42 音波サンクラ突発的に思いついたSS 続きを書くかは気分しだい… 続きから
サウンドウェーブが小さい瓶にたぷんと音をさせてゆすった。 あれってなんなんだ…?いっつも飲んでるよな…サウンドウェーブ… ゆっくり小瓶をあおるサウンドウェーブを見ながらサンダークラッカーは小さいため息を吐いた。
精神安定
小さいため息は聞こえていたようでサウンドウェーブは飲み干した小瓶を端に寄せるとこちらを向いた。 「痛むか」 サウンドウェーブを直視できない。
「ん、なに…?」 ゆっくりと圧し掛かってきて指を絡めた。 「もう一度」 嫌そうな声を出したけど本当は嫌じゃない。 でも抵抗しないってことはどういう意味か読み取ってくれるサウンドウェーブが好きだ。
行為後、サウンドウェーブはメガトロンに用があるとかで先に退出した。 「…なんだろな。これ」 薄い赤紫の液体の入った小瓶。 「…スタースクリームならわかるかな」 サウンドウェーブに直接聞けないのは自分の直感だった。
*
「…これどっから持ってきた?」
むっとするとスタースクリームは椅子に座って背もたれに寄りかかった。 「いつでも良いんだな」 スタースクリームのやる気あるんだかないんだかの顔を見る限り後回しにされそうだな… しかしそれは自分の思い過ごしでサウンドウェーブとの仲は今までどおり進んでいった。
「…これ、サウンドウェーブどれくらいの量飲んでんだ?」
スタースクリームの説明はいつも雑だ。噛み砕いて教えてくれない。 「どんだけのもん抑えてるかしらねぇけど、こんなの1週間に2本も飲んでみろ。電子の流れを絶ちすぎて空っぽになっちまう」 スタースクリームは再度科学者モードに入ると両手に解剖機具を持って先日摂取した新種のエネルギーを解剖し始めた。 これ以上声をかければ撃たれるのがわかって背を向けた。
何か思いつめた顔ででていくサンダークラッカーをスタースクリームは見ていた。
「…俺だったらあんなもん飲んでる奴とは…つきあわねぇけどな」
誰に言うでもなく呟くと薄いバイザーをかけてスタースクリームは解剖を再開した。
音波さんって何かしら飲んでそうだと思って… PR TrackbacksTRACKBACK URL : CommentsComment Form |