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大丈夫ですかと聞かれたら!



大丈夫ですとも!!!(!!?)

お久しぶりです!何度かパソコン接続する機会あったんですが小説出来上がってないし
ブログに書くような面白い話もないぜ!と放置してました・・・すいあせん。

拍手返信まったくできていないのですがちゃんと読んでます!返信不要の方が多くて助かります(´・ω・`)ゴメン
アンソロの感想も有難うございます!私まだアンソロ読んでないんですけど!(おまえってやつぁ・・・)楽しみですぜ・・!
生きてますかー、大丈夫ですかーなども有難うございます!おぉ生きてますとも・・・!

どうでもいい管理人近況↓
最近はパソ完全に断ち切って仕事尽くしです。なぜか歯医者に通い始めました(おまえってやつぁ・・・/二度目)
歯石取り痛すぎワロエナイ。以前は痛くなかった、気持ちかった覚えがあるのに・・・

2日間、夏休み頂けたのでトイス○ーリー見てきました!泣く、とか感動って感じじゃなかったですねー。
卒業式とかの感じに似てたな、と絶対お別れじゃないし、めでたい事なんだけどしんみり、みたいな。
夏休み中に友人どもの顔見回ったんですが親友が結婚することになってました!しかも妊娠済みだと!!いわってやる!!!
小1から小中高、バイト先まで一緒で家も数件隣。子供の3大行事、お泊り、家出(!?)、ピンポンダッシュ(!!?)も
一緒だった親友です(いやな子供時代だな)(ちなみに家出は「チャリで世界一周とかマジ熱くね?」と決行。1時間後に捕まる)
十数年ずっと一緒だったので兄弟が離れていくようで寂しいですが
「お前に最初に、直接言いたくて他の誰にも言ってないんだ!」って言われたら泣いちゃうじゃない!
誰よりも幸せになれよ馬鹿やろう!困ったことがあったら何でもいえよ!



最近熱射病での猛威をよく耳にしますが皆様大丈夫でしょうか!エアコンついてない学校とか大丈夫なんですかね!
私は室内犬のように日の出ていない朝早く出勤→涼しい部屋でのんびり仕事→夜12時過ぎ帰宅なんで
夏ってなにそれおいしいの状態です。逆に不健康だ。
学生さんや外でお仕事している方はどうぞお気をつけて!





スカファ+スタ 研究員時代。
腹黒スカファ君と荒ぶるスタスク。まさに切れるナイフ(笑)時代のスタスクが腹黒スカファに
いいこいいこ、はいはいゴロゴロってされるまでを書こうとしてた。ボツった。










私の名前はスカイファイアー。少しばかり身体の大きなトランスフォーマーだと言うこと以外、特別な点はない。
あえて言うならよく「優しい男だ」と陳腐な言葉を吐かれるがそれは嘘だ。
ここに宣言しよう、私は優しくない。

「嫌だと思うが引き受けてくれるかな…」
「あぁ、良いですよ」

嫌がる仕事を引き受けるのが得意なだけだ。




1005.





私の目の前にはふて腐れた表情をするトランスフォーマーが一体。
その隣にはよく知る上司がいた。こちらはふて腐れていると言うにはちょっと表現がぬるいだろう。

「名をスタースクリームという。君の同室だ」
「よろしく」
「…」

返答はなかった。その顔は本来整ったものなのだろうが、今はリペア途中なのかガーゼや包帯で
覆われている。
部品が足らないとか、時間のかかるリペア作業はこうして剥き出しになる傷口を隠すのが一般的だ。
スタースクリームと呼ばれた若いトランスフォーマーは他にも身体中に怪我をしていた。
噂通りだなぁと確認する。

研究所内で有名な狂犬、口を開けば暴言。目が合えば殴られ、声をかければ足蹴にされる。
しかも当の本人がそれを少しも悪く思っていないと言う。まったく恐ろしいトランスフォーマーだ。

その彼が部屋を転々としているのも知っていた。
一ヶ月前は無口な男と。3週間前はマイペースな男と。2週間前は明るい男で。1週間前は
利口な男だった。
一部屋に2体という研究施設にて、たらい回しにされる彼の噂は絶えず、ついに私のところまで来た。

私は身体のサイズが大きくて、ずっと1体で少しだけ大きい3体部屋を使っていた。
だからいつかは誰かと同室になるだろうとは思っていたが、初めてが彼と。
「何日持つか」と裏で賭けられているのも知っている、それだからこそ1ヶ月は持たせてみたいなぁと
自分勝手なことをスタースクリームに断りもなく思っていた。

更に言うならスタースクリームにとって私が最後、私にとって初めてのルームメイトでも
彼にとってはもう私以外誰もいないというのも知っていての、考えだ。
私が放り出せば。彼はもうこの研究所には居られない。



*




がしゃんと物を大切に扱わない音がした。
荷物が詰め込まれている大きな箱を机に派手な音を立てて置いたスタースクリームは無言のまま。
自分はそんな後姿を眺めたまま大きな寝台に腰を下ろしていた。

彼が、スタースクリームか。

思った以上に小さい。そして若い。もっとでかくて見るからに屈強なトランスフォーマーかと思えば
そうでもなかった。
声をかけてみようか、とひょっこり探究心が覗く。声を聞いてみたい。
右のアイセンサーはガーゼで隠されているが左のアイセンサーは真っ赤な色が灯る。
トリコロールカラーの身体は真っ白な自分とは正反対で、箱より荷を出しては机に叩き付けるように
並べていく姿はまさに狂犬。


「あー、…スタースクリーム?」
「…」
「私、知ってると思うけどスカイファイアー。改めてよろしく」
「…」


返事はない。
困ったなと唇を噛んだ、彼と仲良くなれれば色々と面倒ごとが減る。
ルームメイトが何度も変わるのは面倒だ。だからスタースクリームがずっと居てくれると
面倒が少なくていい。挨拶は簡単に見えて割りと面倒だから。


自分の枕元からひょいとキューブを取り出した。
お近づきの印に、と前もって購入しておいた。自分1体で飲むだけならこんな高級な
エネルゴンは買ったりしない。それくらい良い値のするものだ。

立ち上がり、未だに箱の荷を漁るスタースクリームの隣につく。
スタースクリームは私が見えてないのかと思うほど無視を決め込んでいるようだ。
一瞥もくれないスタースクリームの机の上にキューブを置く。
キューブはガラス製で天辺のキャップをはずして飲む。スタースクリームはそれを知っているだろうが
私はわざわざキャップをはずして机に置く、飲んでほしかったから。


「どうぞ」


スタースクリームはデータの入ったディスクを強く机に叩きつけた。
私だったらデータの入ったディスクをそうは置かないなとアドバイスしてみようかと思ったが
それをする前にスタースクリームの鋭い目がこちらを向いた。
片目しか見えていないのだから半減されているだろう眼光はその鋭さだけで他人を殺せそうだ。


「…おいしいよ?」


最後の「よ」が言えていただろうか?
言い切る前に顔に液体がかかる。

スタースクリームが素早い動きでキューブを掴み、私の顔にかけるまで、その間わずか1秒。



「黙れ、口訊くな」



…絶対仲良くなれない。というかしたくない。
狂犬とか、そういうレベルじゃないなぁ。何があったらこんな目ができるようになるんだろう。



ただ、声は素敵だな。声だけ、鋭い眼光も動作も、発言のひとつすら無理があるけど。


「素敵な声だね」



顔面にガラスのキューブが叩きつけられるのはこの2秒後だ。








---------------------------------------------------------------












声を聞けたのはあの日限り。
名前を呼べば物が飛んでくるのはよくわかった。





1005.





ここは10階の5番目の部屋。少し大きい部屋が並ぶこの階に部屋を構えるのは自分たちだけだ。
本当は7階から9階までが研究員達の部屋として割り当てられるのだが自分は身体が大きくて
7から9階までの部屋に自分の入れる場所がなかった。
10階は資料室だとか、多目的ルームだとか、そんなものが並び、一番角に私たちの部屋。


「……」

スタースクリームは無言でカタカタとキーを叩く。
この間からずっとそればかりだ。本人に聞いたらライトスタンドが飛んできた。
他人からの情報だがスタースクリームの仕事の仕方は少しばかり変わってる。

普通は研究して、結果が出るたびにレポートを書く。そして提出。
素晴らしければ上司総監督のまま仕事は続けられ、大発見だったらセイバートロン星のテレビ放送や
新聞で取り上げられるだろう。革命的だったら今後の人生はがらりと変わり、歴史に名前が残る。

スタースクリームは「途中結果」なんて提出しない。
くだらないと思ったら自分の好きなところで研究をやめて、これ以上は結果が出ないと思ったら
レポートを書く。
結果が出るまでに途中工程、何を調べたか、どんな状況、湿度、温度で
研究素材に触れたかなんて普通は忘れてしまう。だから途中結果を何度も出すのに
スタースクリームはすべて覚えているらしい。

『1年と4日前、天気は快晴、温度は25度、例年通りの湿度で研究素材にワクチンAを投与した。
このワクチンの影響が出始めたのはそれから48日後、温度は3度上昇、前後に大雨が降り続き
湿度は80を超えていた。』

ここまで正確に覚えていられるらしい。
狂犬はどうやら優秀なブレインサーキットをお持ちのようだがやはり手癖の悪さと
暴言の数々は変わらないようだ。


「どうぞ」
「……」


スタースクリームの机にエネルゴンを置く。初日のように高級なものではないが
それでも味は良いものだ。当然私のおごりで。

別に手懐けたいわけではないのだが、あの日から毎日エネルゴンを与えてみている。
反応はゼロだ。これでレポートが書けそうだな、1日目、怒りを買い高級エネルゴンを
顔面にかけられた挙句、ガラスのキューブをぶつけられ、自分の顔にリペア箇所ができる。
こんな感じに。


「なんのつもりだ」


おや、エネルゴン投与開始6日目にして反応あり。
こちらは少しも見ず、エネルゴンを睨み付けながら苛立ちを隠さない声を投げかけられる。

「お近づきの」
「黙れ、うざい野郎だな」
「…」

何のつもりだって聞いてきたのにあんまりだ。
黙れといわれたがとりあえず「飲んでほしくて」と囁いてみた。
どうだろう、優しい男といわれる私の極上の笑みつきなんだけど、とスタースクリームを見ると
スタースクリームは聞いてるのか聞いてないのかアイセンサーを隠していたガーゼをばりっと
引きちぎるようにしてとった。
あ、もう直ってたのか。と覗き込もうとする。


「わっ…!なに、す」
「気持ち悪い野郎だな」


突然伸びてきた手に少しも反応できなかった。
首をつかまれ唸る獣のような声が腹部に響く。

「さっさと放り出したらどうだ」
「なぜ」
「邪魔なんだよ」


暫く、といっても自分のブレインサーキットの処理能力に任せれば2秒、時間を要した。
彼の言葉が聴覚機器に拾われて自分の中で分解される。
放り出されたい。スカイファイアーが邪魔だから。この部屋を移動したい。私が邪魔だから。
そんな言葉の意味を飲み込んで、あぁ、彼は知らないんだと納得する。


「君の同居相手は私で最後だ」


スタースクリームのアイセンサーがすっと細められる。
あぁ、やはり知らなかったのだ。


「私が放り出せば、君はもう研究所にいられない」



自分で言っておいて、少し脅迫めいた響きだと思った。
スタースクリームの鋭い眼光が一瞬だけ濁り、首を掴んでくる手の握力も少し弱まる。
その間に首に自由を取り戻して2度ほど咳をした。

君の頼りは私だけだ、と遠まわしの脅迫を彼はどう受け取ったのだろう。
媚びてくるだろうか。捨てないでくれ、どうか自分の無礼を許して、上司に報告しないでくれと。
しかし彼のアイセンサーはぎらぎらと輝きを取り戻せば再び私をにらむ。


「…スタースクリーム、よろしく。私はスカイファイアーだ」
「…」


返事はなかった、ただその眼光は「決して媚びるか」と挑戦的だ。


スタースクリームの手がエネルゴンに伸びる。
ガラス製のキューブに入った、少し質素な味のする、それでもおいしいエネルゴン。
また投げつけられるかもと自分のアイセンサーを少しだけ細めた。防御のためだ。

しかし予想に反してスタースクリームはキューブに口をつけてそのまま呷った。
ごくり、と喉が鳴る。すべて飲み干す気なのだろう、一気にエネルゴンを身体内部の貯蔵タンクに
押し込めてしまえばスタースクリームはキューブを机に叩きつけた。

パンと、ガラスが砕け散る。きっと彼の手にも傷ができたに違いない。
それを感じさせず、彼は低い声で言い放つ。



「スタースクリームだ」



口角が歪な形を作る。笑みだろうか。
笑みにしては攻撃的だ、その挑発するかのような表情で彼は更に続ける。


「よろしく」



追い出したら痛い目みるぜ、とどこかで聞こえた。
媚びはしない、空間の共有もしない。
それでも彼は挑発的に「よろしく」だなんて言葉を使った。



エネルゴン投与開始6日目にして反応あり。
5分にみたない短い時間だが、会話が成立。
エネルゴンを飲み干し、キューブを木っ端微塵に粉砕。右手のひらに軽度の損傷。

やっぱりレポートが書けそうだ、と思った。
そんな内心が自分の表情を笑みに変えていたらしい。
「笑ってんじゃねーよ」と、未だ彼の右手内に収まっていたガラスの破片が飛んでくるのはすぐだった。






こんなん10P書いて拍手にするつもりだったんですがgdgd書きすぎて萎えた(どうしてそこであきらめるんだ!)
普段のスカファスタは同室設定じゃないんですがこんな2体もいいと思うんだぜ・・・
後だいぶ前に書いたスタスク研究機関にスパイ大作戦~スカファ先生もいるよ~が、まだかきたい。時間ない。


激しくキーボード使いにくい!小さい!シフトキーが小さいのなんて認めないんだからね!





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