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とろっとろにしてやんよ!


パンうめええ!相変わらずパン好きだな私は!チーズ乗っけて食べるの好きでいっつも
スライスチーズ買ってるんですが「ホット用」チーズと普通の溶けるチーズって何か違うのか・・?
今帰ってきたところなんですが(友人との飲み会です)最近酒癖悪いと指摘される・・そんな馬鹿な

皆さんはTFKどうだったでしょうかー!昨日の夜の電車や今帰宅に使った電車がカート持った女の子だらけで
まさかな・・とは思いつつ期待せずにはいられない。TFKなのか君たち・・!

同人誌には手はださないようにしてたんですが普通に通販で買ってます。自重とか自制とか克己の心を~とか
日々思ってるくせに・・まっ仕方ないよね!(!?)閉鎖する前に一回は本だしてみたいねー・・

・更新
えろ祭「ミッション7」 えろえろ。まだ途中。本当に8で終わるのかこれ?
10万「触手くんと副官ちゃん」 SS。題名通りふざけた実写音波スタ。

ミッションはもろ途中でぶった切ってますが近々続きあげます。えろえろですのでご注意を~
10万打の方は実写で音波スタかメガスタ~とコメ多く頂いていたので音波スタ書くかー、と思ったのですが(もうメガスタ書いたし)
リクは「えろで!」との事だったのにえろじゃなくなったのでSSにします。10万打は実写後一つくらい書くつもりです。
後半の10万打は音波サンクラとアススタ祭りになりそう(笑)

もうひとつ10万打更新したかったのですがちょっと時間かかるかも・・!スパリンです。このスパリンの次は
音波サンクラを予定中。
他にも拍手用長文とか夏用(!?)長文とか書いてるんでメモ帳ごっちゃごっちゃだよ!
上書きに気をつけるぜ・・夏用ってのはホラーです。夏にひんやり~って感じで・・
ぶっちゃけ去年の夏から書いてるよ!はっはっは/(^o^)\ナンテコッタイ これはスカファスタです、前々から言ってるヤンデレの。

更新量少なくて申し訳ないんで今書いてる拍手用長文の始めのくだりを続きより~
近いうちに拍手変えるつもりなんですがこれもなっがいな・・・


えろ祭とか↓の文とかなんか変な部分で切れてるなーって所あるんですが、名前の途中で改行とかね!
基本40字以内で改行しているんでそういう文になっちゃうんですよね・・今の拍手文とかわかりやすいくらい
40字で改行してるし。
その方がnovelに移しやすいってのが一番の理由です、見にくかったらごめんね・・


拍手返信準備中。ちょっと待ってね・・!





まだ地球に来るずっと前、デストロンの傘下に入って数百年立った頃だった。


スタースクリームを先頭にサンダークラッカーとスカイワープが船を下りた。
宇宙を長い間放浪するには丈夫な船が必要で、3体の乗っていた船は宇宙船としては
中々の出来である。何せあのデストロン軍の船なのだから当然だ。

船のハッチを開けたまま3体は着陸した惑星に足を踏み出した。空を覆うはらはらと
舞い散る白いものは雪だったが吹雪く様子はなく、ただ静かに舞い散るだけである。
吐く息は白く、この惑星の温度が低いことは誰にでも理解できた。

「なぁ、本当にここで休むのかよ」
「あぁ」

スカイワープが両手で自分の身体を抱き、嫌だと小さく呟いた。寒さに強い機体では
ないのだから仕方がない。
しかし自分たちの乗っていた船も、自分たちももうエネルギーが切れ始めていた。
どこででも良いから着陸してエネルギーを取り入れる必要性があるのはスカイワープも
理解できていたが何故よりによってこんな惑星なのかと頭を傾けて考える。

「ここがいいんだ」

スタースクリームがぴしゃりと言い捨てた。ここがいい。
3体はメガトロンに極秘でここにきていた、発案者は当然のことながらスタースクリームで
スカイワープとサンダークラッカーは便乗したまでに過ぎない。
メガトロンの船を盗み、1体の無感情ロボットを拝借してセイバートロン星から大分離れた箇所まできていた。
何故こんなことを、と誰もが思うだろう、スタースクリームの悪い癖で逆らいたくなる
時期がかならずあるのだ。まるで子供の反抗期のような感情は不定期で、唐突にやってくる。
今回は裏切りでもストライキでもなく、「家出」と言う形で表現した。まさに子供だ。

スタースクリームは辺りをよくよく見渡した。
はらはら舞う雪は遠く、視界が届く距離全てを白に染め、マントルの上を覆う地殻は
雪一色だった。その雪をかきわけ生える木々はジャングルのように広がり静かな
惑星に雪が木より落ちる音だけを音楽のように響かせ続ける。
その様子を見てスタースクリームは微笑んだ。

生物がいる惑星は極力避けたかった。特に知的生命体のいる惑星は駄目だ。
メガトロンは自分に高額な懸賞金をかけているに違いなかった、温かいホテルに
濃度の濃いエネルゴンが美形なウェイターによって運ばれてくるような場所では
意味がない。これは旅行ではなく家出だということを忘れてはいけなかった。

この惑星は知的生物のない、それどころか文明も未だに作られることない小さな
惑星だった。しかし木々とスタースクリームの理解できる金属、原子があれば
それは有力なエネルギーへと変えられる。


「船とロボットを置いて3体でエネルギーになりそうなもんを探すぞ」
「へーい」
「さむっ…ここ長いできねぇぜ…」


船の中は温かく、まだ多少食料もあるが既に次の惑星に行くほどのエネルギーは
なかった、それにスカイワープやサンダークラッカーも自分たちが保持する能力を
扱えないほどにエネルギーは枯渇している。

3体は雪の上を歩き始めた。ロボットには船の周りをぐるぐるしておけとでも
言っておけばいい。もし、ないと思うが何か現れた場合船を守るためにだ。
スタースクリームはそれも考慮してエネルギーに変えられそうな物質を探す片手間に
別生命体の痕跡を探してもいた。

「メガトロン様心配してるかな」

スカイワープがぽつりと零すとサンダークラッカーが意外そうな顔をしてスカイ
ワープを見た。その台詞からは「申し訳ない」と言う気持ちが溢れ出ていたからだ。
では何故ついてきたのか、サンダークラッカーは真っ白な葉をかき分けながら聞いてみた。

「んん…」
「家出したい理由があったんじゃねぇのか?」
「…スタースクリームが」

『メガトロンが家出したお前を心配して追っかけてくる所を見たくないか?』

「…って言ったのか?」
「あぁ、なんか、あっそれ見たいかも…って思っちまって」
「そんな理由で家出かよ…」

スタースクリームはわが道を行くように雪をかき分け進んでいた、後方2体の会話など
耳を貸さず自分の知りたいことを調べる姿は科学者の姿にそっくりだ。
スカイワープは今になって少し後悔している自分が馬鹿らしいと思っていたが
後先を気にするようなサーキットの作りはしていない。今は後悔よりもこの旅を
楽しむのがいいだろうと思っていた。

「大体、俺は追ってこないと思う」

サンダークラッカーが寂しげに言葉を紡ぐとその言葉の寂しさを含むように白く蒸気に
変化し空へと上がっていく。
スカイワープは少し驚いた表情をサンダークラッカーに向けた、迎えに来て欲しい
スカイワープと異なり、サンダークラッカーは探して欲しくないようだった。

「なんでだよ」
「…今は忙しいだろ」

今は戦争の真っ最中、セイバートロン星を拠点とした戦いが日々続いている。
ここ数年は冷戦状態のようにサイバトロンとにらみ合うだけだったがあくまでも
戦争中なのだ、メガトロン達が自分たちを探しに来るはずがない。
あるとするなら「Dead or alive」と書かれる自分達の顔と名前の載ったポスターが出回るくらいだろう。

「じゃあお前は何で家出なんかしたんだ?」
「っ…」
「デストロンが嫌なのか?」
「…そういう、わけじゃ」

デストロンに疑問を持っていたのは今に始まったことじゃなかった。
疑問は常に胸に抱いていても行動に移すまでもない、何故なら疑問以上にあの場所を
サンダークラッカーは気にいっていたのだ。今回の家出はまた別件だ。

「あれ?スタースクリーム?」
「あれ」

2体が辺りを見回すとスタースクリームの姿は見えなくなっていた。2体のジェット
ロンから離れた航空参謀は以前の職の癖が出つつあり、既に自分のすべき事を
忘れ去っていたのだ。雪に両膝をついて根強く咲く草花に手を伸ばす。


「…これは」

見知らぬ惑星だった、名も知らぬ惑星は年中雪が降る、光合成もできない草木は不思議な構造をしていた。
一枚の葉をすり潰すとスタースクリームは少しだけ舐めた、広がった苦味をぺっと
雪の上に吐き出すとそこは銀交じりの紫色に変化した。

「…毒か」

かといってトランスフォーマーに作用出来るような強力な毒でもなく、血肉で生きる
生命体には猛毒である程度だ。他の草木を千切って舐めても同じだと気付くと
スタースクリームはこの惑星の地層、マントル、核いずれかに毒素が既に含まれているのではとあたりをつけた。
しかしスタースクリームには好都合だった、ますますこの惑星には生物はいないと
確信を得るに値する情報。苦い舌を洗うため綺麗な雪を掬うと口に含みまた吐いた。

不思議なことに草木には「金属元素」が多く含まれていることがわかった。
ケイ素に金属テルルなど、様々だ。普通には見られない量を含む為、大量に集めれば
この草木から金属を作ることも可能だろう。しかしそれには必要な機器が足りない。

でもこの草木を持って帰れば…そこまで考えてスタースクリームは頭を振った。
持って帰るとはどこにだ?自分はもう帰らない、あの軍は俺の力を過小評価し
正当な褒美を与えない。あそこにいては自分は腐るだけだ。だからあの2体を連れて
出てきてやったのだ。

気を取り直してスタースクリームは立ち上がった。
この惑星に間違いなく生物がいないとわかっただけでも良い。
もし何かいるとしたらそれは化け物だ。



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拍手6ページ分くらい使った壮大な家出ストーリー(笑)になるよ



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